恋はなぜ儚いものなの ?
一夜の恋やひと夏の恋など、恋は儚いものといいますが、恋と愛はよく似た意味で使われています。
しかし、愛恋とはあまり言わず、恋愛というのも恋の先にあるのが愛という考え方もできます。
恋はトキメキ・一時的なもので、一方通行なのに対して、愛は安心と信頼・永遠なもので、相手の感情を受け止めたうえで愛しいと感じることです。
つまり、恋がなぜ儚いと言われるのか、それは愛として成就しないからだとも取れます。
つまり恋は、あくまでも自分本位であり、互いに気持ちが通じ合って初めて愛が成立すると考えるのは、いささか哲学的な考え方です。
失恋はなぜ苦しいものなのか
一般論ですが、女性に比べると男性の方が、いつまでも失恋を引きずるといわれます。
しかし、一概にあてはまらず、女性でも永遠に失恋を忘れきれない方も多いものです。
誰しもが経験する失恋ですが、恋に破れた苦しみは、恋をしている時以上にとてもつらいものです。
失恋してしまった際には、主に以下のような感情が現れるとされています。
・愛を分かち合えなかった悲しさ
・穴が空いたような喪失感
・恋に浮かれていた時のギャップの大きさ
・幸せを失ってしまった悲壮感
・ほかの女性を選ぶかもしれない悔しさ
・孤独感が大きくなってしまうつらさ
・後悔と自己嫌悪
・逢えなくなる絶望感
執着心を手放すほうが良い理由
どうしても、失恋のショックから立ち直れず、お酒や薬などに手を出してしまい、あげくの果てには自暴自棄になるといった女性も少なくありません。
もう一度恋をするにも、恋する体力も気力も失うほどに、失恋は非常に心身を削ってしまうものです。
しかし、過去の失恋をいつまでも引きずっていても、何も良いことはありません。そこで、彼への執着心を、きっぱりと捨て去ることをお勧めします。
なぜなら、過去の恋愛に執着し続けてしまうと、悪い影響しか残らなくなってしまうからです。
例えば、自信喪失・やる気が起きない・新たな出会いが怖くなるなどが挙げられます。
こうした執着心をなくすことで、気持ちが軽くなり、先へと進むことにより恋愛運も向上していくからです。
失恋から立ち直る方法
失恋から立ち直る方法は、いくつか対処法を上げることができますが、まず第一に恋愛だけがすべてじゃないことを肝に命じておきます。
幸せになりたければ、恋愛以外にも幸せを探す方法はいくつもあるからです。
過去を振り返らず、まずは恋愛の思い出をすべて手放してみましょう。
また、冷静に自分を見つめ直し、自分自身でポジティブに過ごす方法をみつけます。
簡単な方法としては、新しく趣味を作り、その趣味に没頭していくことをお勧めします。
少なくとも、趣味に講じている時間は、すべてを忘れることができますので、続けていくことによって、やがて気力や体力も自然と戻ってくるものです。